収録記の2(2011.10.29)

今日はわかりやすくナレーターの皆さんの写真を
あちこちから盗んできて掲載してみようと思います。
まずいちばん上のおふたりは遠藤守哉くん(青二プロダクション)と
岩本幸子さん(イキウメ)
西島知宏さんの原稿を読んでくれました。
遠藤守哉についてはひとつ前の記事をどうぞ。
http://www.01-radio.com/tcs/archives/19933
まあこんな人物ですが、いい声です。
岩本さんは劇団のかたで、
まだ声のサンプルテープもないというお話ですが
おそろしく落ち着いた読みかたができる人でした。
いますぐベテランとして仕事を頼めそうです。

15時、山田キヌヲさん(ノックアウト)
原稿は古居利康さんでした。
実のところ枚数を数えるのが怖いほど長い原稿で
読むのはかなり体力がいります。
こんなにか細い山田キヌヲさんに頼んで大丈夫か。
しかし原稿の雰囲気はまっしぐらに山田キヌヲさんを指しています。
去年の今ごろ、古居さんの原稿を山田さんに読んでいただいたところ
古居さんはそれをたいへん気に入り
どうもそれ以来、古居さんの頭のなかでは
山田さんの声が鳴り響いているようです。
今回はナレーションだけで8分半、山田キヌヲさん、ありがとう。

15時、森一馬くん(大沢事務所)
原稿は直川隆久さんです。
ホラーっぽい原稿…ちょっとごっつい声の人に読んでもらおうかな
というわけで森くんの登場です。
携帯電話とパソコンが苦手な元暴走族。
「ヤバイっすよ、最近見えないんすよ」というので
私の老眼鏡を貸しました。
「これでハッキリ読めたらほんとヤバイっすね…あ、見える」
さっさとマイ老眼鏡を買いなはれ。

16時、大川泰樹くん(MMP)
藤本宗将くんの原稿です。
藤本くんは実は前日もクラブハウスで一緒でした。
TCCの授賞式&パーティの二次会。
なぜかいろんなものが重なって弱っていて
見かけはたいして弱っている風には見えないのだけれど
ともかくニンニク注射で乗り切った昨夜。
それでも立ち会いに来てくれたのがえらい。
さらにこの日の大川くんは絶好調らしく声もよく出まして
緊張感バリバリの仕上りになりました。
下の写真は藤本宗将くんです。

さて、読み手の都合で他の日に収録したのがもう1本あります。
ナレーターは毬谷友子さん(J.CLIP)
私の原稿です。

毬谷さんは邪悪なまでにうまい人です。
なのに私はそのうまさが見えない毬谷さんが好き。
ああ、本当にごめんなさいと言いつづけなければいけない仕打ちを
ずっとしています。

あっ、でもでもでもですね、毬谷さんもヘンな人なんですよ。
放射能問題で野菜がアブナイと言われていたとき
「あたしは食べるよ、老い先短いんだからもういいのよ」
老い先短いと言われてもな〜。
だいたいまだ老いてないですよ、あなたは。
それから、これ書くと怒られそうですが
酔っぱらったらどうなるかの話をしていたときのこと。
「朝起きて窓を開けたらね〜
 道路に自分の付け毛が落ちてるのよ、もうやんなっちゃって」
うん、ショートヘアをロングにしていたその部分が落ちたのですね。
大丈夫です、私はメガネと携帯を頻繁に置き忘れますし
千歳烏山には路上にスーツまるごとやズボンが落ちていることもあります。
上着なら私も置き忘れることがありますが
路上でズボン脱ぐ人がいるんでしょうかね。不思議です。
まあ、そういうものでなく付け毛で済めばピースピースです。
そういえば付け毛ではなくヘアピースっていうんですね、あれ。

そんなわけで11月公開分の収録も無事に終わりました。
みなさま、ありがとうございました(なかやま)

収録記3へつづく(近日公開)

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収録記の1(2011.10.29)

まず私は遠藤守哉のことから書きたい。
遠藤守哉は40歳くらい、独身。ビール党。上の写真右手前。
たいへん気持ちのいい人物だが、ちょっと奇妙なところがある。
奇妙…というか、人とちょっと違うところがある。

29日の収録の前々日の夜中過ぎ
予定していたナレーターのひとりから電話があった。
「急に行けなくなりました」
自分で言うのもナンだが
こういうときにいろいろたずねたりしないところが
私のいいところだ。
理由をきいても仕方がない。
また相手も言わない。言い訳もしない。
こっちもこっちでなかなかの人物だ。

しかし困った。
夜が明けて、朝からちょっと考えて
夕方近くなってしまったが遠藤守哉にメールを書いた。
「突然で悪いけど、お願い。」
それほど時間を置かずに返事がきた。
「よろしくお願いします」
遠藤守哉のことはモリヤと読んでいるので以後モリヤにするが
こういうときのモリヤはたいへん気持ちがいい。
問題はそれからだ。

原稿送るけどファックス番号は?
「×××までは覚えているのですが、あとわからないので
 家に帰ってからお知らせします」

おいっ…..
ファックス番号すなわち自宅の電話番号だろうがっ!
それを忘れる奴がいるのか….
幸いこちらのアドレス帳に控えてあった。
そっちが忘れていても原稿くらい送ったるわい。ふっふっふ。
しかし、送れなかった。
「この電話はお客さまの都合で使われておりません」

さてはアドレス帳の番号が間違っているのかと思い
モリヤからの連絡を待つことにした。
しかしその日、収録の前日はTCCの授賞式だった。
出かけねば。
しかし私は会社を出てしまうと自宅にファックスがない。
まあコンビニかどこかから送れるだろう。
授賞式は18時からだったが、
念のために19時近くまで待ってから会社を出た。

TCCのパーティは21時半に解散。
まだモリヤからは何も言ってこない。
ふんふん、さてはどこかで飲んどるな、きみは。
翌日は収録だし、私はウーロン茶しか飲んでいない。
そのまま帰ろうかと思ったのだが
クラブハウスにはファックスがあることに気づいてしまった。
二次会に行けばファックスがある。

クラブハウスの二次会ですっかり午前さまになり
そういえばモリヤのファックスの一件もおぼろになり
収録日の朝になった。
午前10時、モリヤからメールがきた。
「ファックス開通いたしました」
遅いわっ!!もう一生開通するなっ!!!

13時ちょっと前に収録場所である弊社に到着し
コーヒーなどの準備をしていたらモリヤが来た。
収録は14時からだが30分前に来た。

まったくやれやれだった。
遠藤守哉はこういうやつなのだ。
すべての段取りと気配りを木っ端微塵に粉砕する男、
それが遠藤守哉だ。
どこかの現場で会ったときは気をつけた方がいい。
しかもたいへんいい声をしているので
そういうやつだとは誰も思わない。

ちなみに私のアドレス帳の番号は正しかった。
モリヤが電話料金を払うのを忘れていたのだ。
電話料金を払う締め切り日にうかうかと忘れて
草野球のダブルヘッダーをやっていたのだ、このやろ〜(なかやま)

今回のモリヤの収録分は11月13日公開ですが
とりあえず下のyoutubeで古いモリヤが聴けます。

収録記2へつづく(近日公開)

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つばさで宇都宮へ行ってきました(2011.10.27)

つばさで山形へ…ではなくつばさで宇都宮へ行ってきました。
1時間前に東京駅に到着したので、いったん外に出て
喫煙者の楽園「喫茶ルノアール」へ。
ここでコーヒーを注文してふとメニューを見れば、
プラス60円でトーストとスープ、
プラス120円でベーコン玉子トーストとスープがついてくる
モーニングサービスがあります。
170円だとアボカド入りのBLTサンドにスープとヨーグルトです。

はっ、いかんいかん。さっき弁当を買ったではないか。
ここでトーストなんぞ食った日にゃあ弁当の立場はどうなる。
それでも食べたかったバタートースト…
必死で我慢しているうちに時間が過ぎていったのが幸いでした。

東京駅のホームへ行ってみると
私の乗る列車は「つばさ137」と「Maxやまびこ137」が連結されており
どうやら私のチケットはMaxの2階部分のようでした。

トーストを我慢したおかげで弁当も順調にうまいです。

走り出したと思う間もなく、50分で宇都宮へ。
これは旅ではありません。もはや通勤です。
通勤なのに弁当食っていいのか…
ルノアールのトーストが正解だったかもしれません。

宇都宮駅の改札にはFM栃木-RadioBerry の笹沼さんが出迎えてくれ
なつかしいRadioBerryカーに乗って
ACC地域審査会場であるFM栃木へ。
FM栃木-RadioBerry は、コピーライターがつくる番組
「コピーライターの左ポケット」を放送してくれている局です。
Tokyo Copywriters’ Streetとも兄弟のようなもので
まあ、親戚の家にお邪魔する

FM栃木の喫煙ルームから見下ろすとRadioBerryカーが並んでいます。
今日は大勢が審査の手伝いに駆り出されているので
クルマもちょっと暇なのかもしれないです。

審査会場です。
イベントスペースにブラインドを下ろして机を運び込んでいます。
このイベントスペースは2週間80万で借りられます。
借りるとそのイベントのラジオCMも80本放送してもらえます。
もしポケット社長が結婚するようなことがあったら…
このイベントスペースに新郎新婦を展示して、ラジオCMを流したいです。

審査も終って夕闇のなか、お迎えのバスで懇親会会場に移動。

懇親会=宴会、懇親会会場=宴会場です。
宇都宮グランドホテル陽南荘です。
グランドホテルはもと宇都宮藩主の別邸の跡に建てられたもので
その広い庭園に明治になって鮫島男爵が建てた別邸が陽南荘です。
建物もよかったですが、明るかったら庭が素晴らしいだろうと思います。
残念ながら真っ暗で、ところどころにかがり火が見えるだけ。

ところで、上の宴会場の写真をポケット社長に送ったら
「軸は餃子ですか」と質問が返ってきました。
私の席は床の間からもっとも離れており
ちゃんと見ていないんで定かではありませんけれども
右に松らしきものが見えるので「高砂」の絵ではないかと思います。

前菜は、しもつかれ、アスパラのサーモン巻き、水菜とシメジ。
板長が登場して食材はすべて栃木産だと説明がありました。
上の前菜でいうならば、大根、人参、大豆、アスパラガス、シメジ、水菜。
それにサーモンもおそらく鱒なので栃木産です。

刺身はマグロ、とろけるような鱒、コンニャク。
マグロ以外は栃木産です。
鱒はたぶん鬼怒川水系のものだと思います。
この後に鮎の田楽も出ました。煮物は里芋うどんのけんちん仕立て。

デザートの葡萄と梨のコンポート。
葡萄も梨も栃木です。

宇都宮は農業がさかんで米どころでもあります。
野菜も豊富です。トマトの出荷は日本一ではなかったかと思います。
びっくりするほど味のいいトマトです。
花もつくっています。切り花に鉢植えの蘭。
果物は一年中あります。
イチゴにリンゴ、葡萄に梨、キウイにブルーベリー。

米の街、野菜の街、果物の街、花の街。
おまけに餃子の街、ジャズの街。
懇親会が終って外に出ればですよ、宇都宮の夜にはバーがあります。
市民の数に対するバーの比率が日本一高いのです。

なんだか居心地がよくて帰るのを忘れてしまいます。
でもって、明日は収録日です(なかやま)

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正月原稿の執筆者も決まり

気象庁によると今日の最高気温は25℃だそうです。
ちっとも秋という感じはしませんでしたが
それでも暦の上では来年が近づいてきています。

うっかりしていると暦に追い越されそうです。
こうやって週に一度(たまに二度)
コピーライターのみなさんのストーリーを紹介するという
レギュラーを続けていくには
ちっとも涼しくないのに暦は進んでいることを自覚しつづけないと
たいへんヤバイことになります。
体感的には9月だけど、本当は10月半ばなんだよと
常に言い聞かせておかないとまずいのです。

常に言い聞かせている結果
Tokyo Copywriters’ Street の2012年1月分の執筆者も
ほぼ決まりました。
25℃のときに冬の原稿を頼まれるを人たちは気の毒ですが
締め切りは12月1日ですから、思えば1ヶ月半しかありません。
16℃で3日後が締め切りと言われるよりはマシだと思います。

そうこうしていると、すぐに2月分を依頼する時期になります。
2月の原稿はたぶん10℃くらいの気温で
みなさん書くことになると思います。

執筆依頼の不幸のメールを受け取ったかた、
断らないでくださいね(なかやま)

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川野康之さんの掟破りの一件

覚えておいていただきたいのですが
Tokyo Copywriters’ Street の原稿にはいくつかのルールがあります。
これは最初から決めたわけではなく
予算0円という条件の経験値から生まれたルールです。

1.基本はナレータ−ひとり
2.BGMとナレーションのみ、効果音なし
3.youtubeにアップできる尺であること
4.さらにスタジオではないのでナレータ−の集中力にも限度があるため
 長過ぎない原稿であること

いままでにもナレータ−ふたりの掛け合いで書いた人はいるのですが
川野康之さんは「効果音」を書き込んできました。
ネジ巻きの音とラジオのチューニングノイズです。
うむ、このくらいならネットにアップされているタダの効果音で
いけるかもしれない…
しかし、意外とねじ巻きの音が難航しました。
タダの効果音にはやはり限度があります。
でも、私も川野さんもねじ巻きの目覚ましを持っていたので
それを当日持参して現場で音を録ればいいじゃん…と
考えていたわけなのですが
録音の前日、時計をさがしてみるとなくなっていました。
ふたりともでした。
長年あると信じていたものが実はなかった…
驚きました。捨てられやすいんですね、ねじ巻き時計って。
これはこれでショックな出来事でした。

捨てられた時計に代わるものとして
私はストップウォッチ、川野さんはオルゴールを持参しました。
オルゴールを採用しました。
ふ〜〜、やれやれ。

ラジオのチューニングノイズとプチプチノイズはネットにありました。
現場の手間を減らそうと自宅でBGMを編集し、
貧弱なねじ巻きラジオの雰囲気を出すために
プチプチノイズものっけておきました。

これが川野さんの原稿Aです。
これは10月9日に放送されます。

さて、川野さんは原稿を2本書いてきました。
その2本は同じアイデアのAとBではなく
南極と北極ほどの差のあるものでした。
「2本、ダメですか」
と言われたらダメとはいえない。
それならいっそ10月9日と10日で川野康之2連発にしよう。
しかも川野さんの原稿Bは川野さんチームが動画をつくることに
なりました。
収録日にはネジキャラも出来上がっていました。
ネジ山くんという奇妙なキャラクターです。
信じられないナナメのストライプTシャツを着たキノコのようです。
うわ〜、すげ〜、なんじゃこりゃ。
これをどうやって動かすんだろう…楽しみです。

そんなわけで、川野康之さんの掟破りのおかげで
10月はちょっと目新しいものができました。
掟破りを承認するとやたらと手間がかかるので
いつも破られたらタイヘンですが
まあ、たまにはいいかくらいの許容量を持ちたいと思います。
(なかやま)

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どたばたの日(収録記 2011年9月17日)

早々と段ボールスタジオに到着した。
収録は14時だが、到着は12時半だ。
暑い日だ、冷房をかけて冷やしておかないと
ナレーターのみなさんがドアを開けるなり帰ってしまうだろう。
13時半、ミキサーの森田も到着して準備をはじめた。

14時、う〜〜ん、トップバッターの人が来ない。
ま、いいか(よくないけど)
水下きよしさんが早めに来たのではじめることにした。
水下さんの読む原稿は川野康之さん(上の写真)が書いた。
タブーであるはずの効果音が書き込まれている。
ネジの音…
川野さんはオルゴールを持参してくれた。
そのネジの音を使うことにした。

水下さんはリンゴジュースを持ってきてくださった。
川野さんは水下さんのナレーションがかなり気に入って
いいですねぇを連発した。

しかしおかしいな、どうもおかしいな。
トップバッターが未だに来ない…ということは
収録日を勘違いさせる原因があるに違いなかった。

心配になって吉川純広くんにメールを打った。
「収録日は今日ですよ」だと、わかっとるわいと言われかねないので
「場所がわからなかったら電話ください」にした。
菅原永二さんに電話をした。
「もしもし…」
寝ぼけながらあわてふためく声がした。
トップバッターの人はどうも来そうもないので
西尾まりちゃんに電話をした。
「もしもし、今日は稽古休みだよね。助けて。」
まりちゃんが来てくれることになった。

吉川くんはチャリで無事に到着した。
吉川くんが読むのも川野さんの原稿だった。
ゆるキャラだ。ピッタリだ。
こっちも川野さんはかなり気に入ったようだった。

菅原永二さんはまちがって赤坂のスタジオへ行ってしまった。
どうやら昼寝の最中に電話で起こされたのが災いして
普通に覚えていた時間や場所の記憶が消えてしまったらしかった。
私が電話さえしなければ何の問題もなく到着したはずだった。
悪いことをしたと思ったが、面白かった。

向井薫さんと西尾まりちゃんがほぼ同時に到着した。
向井薫さんは私の原稿、西尾まりちゃんは李和淑さんの原稿。
西尾まりちゃんの浴衣のパンツの写真を撮らせてもらった。
涼しそうだ。オレンジのポケットがかわいい。

菅原永二さん、到着。
暑いのに赤坂からさぞあせったことだろう。
気の毒だった。汗がにじんでいた。
これに懲りないでくれればいいのだが…。
菅原永二さんは岩田純平くんの原稿を読んだ。

地曳豪くんんも無事に到着した。
やれやれだった。

到着しなかった人の原因を考えてみた。
原稿を送ったとき
その原稿のファイル名が執筆者の名前と掲載月になっているせいだ。
岩田くんの原稿だとすると「11年10月岩田.doc」
このせいで10月と思ってしまうのだ。
こいつは困ったぞ…

しかもこのドタバタの日のドタバタの最中に
この1週間行方不明だった愚猫黒兵衛発見&捕獲の知らせが入ったのだ。
「すぐ引き取りに行ってください」
行けるわけがない、収録があと2本残っている。
しかも黒兵衛は世田谷の我が家の近所だ。
こっちは段ボールスタジオだ、中央区の新富町だ。

まったくドタバタに次ぐドタバタだ。
盆と正月が一緒に来たという言葉があるが
ドタバタに盆や正月があるとしたら
手を取り合って来た状態だった。
ついでに結婚式と葬式も大挙して押しかけたような騒ぎだった。

もうこの先は書く気がしない…(なかやま)

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