地曵くんは刀が大好きです。
剣道…というか居合いを学んでいるせいです。
真剣もちゃんと持ってます。
私は見せてもらったことあります。
刀の宿命は「錆びる」ことにあります。
ことに美術品のように単に保管してある刀ではなく
実際に使っている刀は錆びます。
汗が落ちたところが錆びる。指が触れたところが錆びる。
冬に暖かい部屋で抜刀しただけで結露して錆びる。
塗り鞘に納めたら錆びる。
鍔を拭いたティッシュで刀身を拭いたら錆びる(なんで??)
包丁も錆びますが、刀の錆びは包丁の比ではありません。
刀はそれだけ鉄の純度が高いのですね。
さて、地曵くんの刀も錆びます。
本人としてはキーッとなるほど大ショックなわけです。
だいたいが刀って鞘におさまっているものなのですが
その鞘におさめることが錆の原因になるってどういうこっちゃ。
まあこれは白鞘(通気性が良い)をこしらえて
そこにおさめておけばいいわけですけれど、
せっかく気に入っている塗りの鞘の出番はいつ??
白鞘をつくるのもなんだかお金かかりそうですし。
しかも一本では足りずにまだ刀が欲しそうな地曵くんですし
そうなるとますます錆との戦いは激烈になりそうです。
錆びと戦っている地曵豪くんに
5月のTokyo Copywriters’ Street では篠原誠さんの原稿を
読んでいただきました。
読み終わってプレイバックを聴いた地曵くんのお言葉を紹介します。
「俺って濃厚で重厚な男だと思ってたのに、かる〜〜い」
はい、その通り。かる〜いキャラが似合ってました(なかやま)