昨日でACC賞ラジオ部門の審査が終わった。
ACC賞と聞いてもたぶんだれも一般の人がわからない、
というのが本当は問題で、
あまりに内側に閉じてる賞だと言う事だと思うんだけど、
実は今年で52回を迎えるテレビCM、ラジオCM、の
その年優秀作を決めるコンテスト。
ACCは、全日本CMなんちゃら、の略らしい。
それ知らないで審査委員長やるな,って話しですが。
今年は、企画賞、というもので、単にラジオCMとしてだけでなく、
コミュニケーションを設計する上でその設計にうまくラジオを絡めたものも
募集しているのでその仕組みとしての応募も面白かった。
結構、SNSとうまく組めばもっとうまく使えそうだなという気が強くしたし。
内側へ閉じるの,やめた方がいいので,
審査委員長をやらされる(すみません)条件としていくつかお願いさせてもらって、
その1つが審査委員を他分野から集めるということだった。
作る人,だけでなく,放送する人,聞く人,話す人、
それを取材するメディアの側の人。
これがよくて、審査会はものすごく話し合いとしても面白かった。
クリス・ペプラーさんや西田善太さん、山田美保子さん、といった方の
意見を聞いて審査すると、
あやうく閉じこもりそうな意見が開いた意見に修正できた気がする。
もう1つは、去年表彰パーティーの場だったイイノホールをやめて
もっとかっこいい場所にするということで、
これも帝国ホテルに移してもらえた。
やっぱり、かっこいいところでやらないと取りたいと思う賞に見えないし。
もう1つは、あったり前の話しなんだけど、
受賞作を一般の人が聞けるようにする事です。
ただ順位付けておめでとう、だと、その楽しさの共有もできないばかりか、
若いコピーライターの手本にもならないし。
何より実は、ラジオって意外とすぐ作れて面白そうだと言う事を
学生の人に教えたいってことなんですが。
こんなにパーソナルなすぐに作れるマスメディアってないんで。
これも、いろいろまだ関門ありそうですが、
今年は多くのものを聞けるようにしてみる、と、事務局に約束して頂けた。
許諾が必要らしいんですが、
それ、聞いてもらった方が各クライアントさんも得だと思うんですよねえ。
だって面白いって誉めてもらってるんですから。
まあ世の中いろんな約束事があるので,無理なものは無理で仕方ないですけど。
学生のラジオコンクールをもっとうまく知らせてあげて運用,活用すると、
みんな楽しいと思うんですけどねえ。
で、今年の結果は、結構面白かったんで、
結果が発表されてもし聞けるようになったら,ぜひ、聞いてみてください。
ラジオっていろいろ出来そうで楽しそうです。
という中,このあとすぐテレビの審査員もやらされるんですが、
これは正直気が重いなあ・・・・。
仕事溜まってまた怒られるや。意外と一生懸命やってるんで(一生懸命アピール)
怒らないでください。
(2012年9月12日のFacebookより)