課題スポンサーの20秒CMの原稿を書いて応募するだけ。
運がよければ、というよりもコピーが優秀なら
グランプリ賞金20万円がもらえます。
RadioBerry-FM栃木の恒例イベントです。
締め切りは10月末、詳細は下記URLへ
http://www.berry.co.jp/goodcm12/
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昨日でACC賞ラジオ部門の審査が終わった。
ACC賞と聞いてもたぶんだれも一般の人がわからない、
というのが本当は問題で、
あまりに内側に閉じてる賞だと言う事だと思うんだけど、
実は今年で52回を迎えるテレビCM、ラジオCM、の
その年優秀作を決めるコンテスト。
ACCは、全日本CMなんちゃら、の略らしい。
それ知らないで審査委員長やるな,って話しですが。
今年は、企画賞、というもので、単にラジオCMとしてだけでなく、
コミュニケーションを設計する上でその設計にうまくラジオを絡めたものも
募集しているのでその仕組みとしての応募も面白かった。
結構、SNSとうまく組めばもっとうまく使えそうだなという気が強くしたし。
内側へ閉じるの,やめた方がいいので,
審査委員長をやらされる(すみません)条件としていくつかお願いさせてもらって、
その1つが審査委員を他分野から集めるということだった。
作る人,だけでなく,放送する人,聞く人,話す人、
それを取材するメディアの側の人。
これがよくて、審査会はものすごく話し合いとしても面白かった。
クリス・ペプラーさんや西田善太さん、山田美保子さん、といった方の
意見を聞いて審査すると、
あやうく閉じこもりそうな意見が開いた意見に修正できた気がする。
もう1つは、去年表彰パーティーの場だったイイノホールをやめて
もっとかっこいい場所にするということで、
これも帝国ホテルに移してもらえた。
やっぱり、かっこいいところでやらないと取りたいと思う賞に見えないし。
もう1つは、あったり前の話しなんだけど、
受賞作を一般の人が聞けるようにする事です。
ただ順位付けておめでとう、だと、その楽しさの共有もできないばかりか、
若いコピーライターの手本にもならないし。
何より実は、ラジオって意外とすぐ作れて面白そうだと言う事を
学生の人に教えたいってことなんですが。
こんなにパーソナルなすぐに作れるマスメディアってないんで。
これも、いろいろまだ関門ありそうですが、
今年は多くのものを聞けるようにしてみる、と、事務局に約束して頂けた。
許諾が必要らしいんですが、
それ、聞いてもらった方が各クライアントさんも得だと思うんですよねえ。
だって面白いって誉めてもらってるんですから。
まあ世の中いろんな約束事があるので,無理なものは無理で仕方ないですけど。
学生のラジオコンクールをもっとうまく知らせてあげて運用,活用すると、
みんな楽しいと思うんですけどねえ。
で、今年の結果は、結構面白かったんで、
結果が発表されてもし聞けるようになったら,ぜひ、聞いてみてください。
ラジオっていろいろ出来そうで楽しそうです。
という中,このあとすぐテレビの審査員もやらされるんですが、
これは正直気が重いなあ・・・・。
仕事溜まってまた怒られるや。意外と一生懸命やってるんで(一生懸命アピール)
怒らないでください。
(2012年9月12日のFacebookより)
明日は、ブラジルW杯アジア最終予選イラク戦ですね。
相手の監督が、ジーコというJ創世期のファンからすると、
感慨深いものがあります。
さて、今回はカンヌならではの、
ちょっと楽しいスポーツイベントのお話。
自他ともに認めるサッカー好き(うまいわけではない)の僕ですが、
カンヌに「カンヌ・ワールドカップ(非公認)」が存在することを知ったのが、
カンヌ開催の一か月前くらいのこと。
社内の勉強会に来て頂いた、
博報堂ケトルの木村健太郎さん(日本チームの監督です)からの情報でした。
3年前くらいからカンヌ参加国を対象にはじまったイベントで、
何十カ国も参加する、ちょっとした大会になっているとのこと。
テクはないけど熱意は人一倍の僕としては、真っ先に手を挙げました。
よーく聞くと、種目は「ビーチサッカー」とのこと。
この時、まあ、フットサルとさして変わらないだろうと思っていましたが、
後ほどそれが浅慮であったことを知るのでした。
舞台は移って、いよいよカンヌ。
親睦と研鑽と商談がメイン目的のカンヌですから、
ビーチサッカーもお昼休みなど、スキマ時間を使いながら行われます。
会場の真裏のビーチに会場がつくってあり、
「EURO SPORTS」というスポーツ専門チャンネルが、
冠スポンサーとして入っています。
運営がちゃんとしていて、結構、気分が上がります。
木村監督によると、日本は予選リーグで、
「エストニア、デンマーク、ベルギーと同組。これは絶対にチャンスだ!」
とのこと。勝ち抜けば、翌日の決勝リーグに進めます。
写真①まずは試合前の円陣です。
試合時間が近づき、
灼熱のビーチに、次々とカンヌ・サムライブルー(非公認)の猛者どもが
集まってきます。
初対面同士が多いので、軽い挨拶などしつつ、ウォーミングアップ。
試合は、5分-1分休憩-5分という時間設定。
5分?と、パッと聞いて余裕に聞こえるでしょうが、これがメチャ辛かった。
写真②試合前集合写真、みな頭の中でアンセムが鳴っています。
まずは、デンマーク戦。
ところがプレーして数十秒で、
「あ、熱い!足の裏が焼けそうだっ!」と叫びたくなりました。
やっている分数に関係なく、ホントに足の裏がただれるように痛いんです。
そうか、普段はビーサンで歩くような砂地で、
我々はプレーしているんだった・・・。
写真③まだこの時は余裕でした。
気づいた時には既に遅し。
やはり、ほとんどがビーチサッカー未経験者。
ボールだって、フットサルボールとは違い、大きいし、変な弾み方をするし・・・。
その経験の差がもろに出て、チームは失点を重ねて敗戦。
写真④熱い!足の裏が痛い!相手の脚が長い!
よーく見ると、デンマーク及び、対戦国の選手は、
裸足ではなく靴下のようなものを履きそこにテーピングをグルグル巻きにしています。
ちゃんと砂の熱対策を施していたわけです。
既に情報戦で負けていた・・・?
ここはフランスは、いわばアウェーのようなもの。
世界を相手にするとは、こういうことだったか(大げさ)。。。
写真⑤ デンマークはテクニシャンぞろいでした。
その後、弱小国(と勝手にこっちが思っていた)エストニア、ベルギーにも負け、
グループリーグ全敗で、ビーチサッカー・カンヌ日本代表(非公認)の戦いは
終わったのでした。
写真⑥木村監督からの総括。
試合後は、みんなで飲みに行ったり、次回への雪辱を誓ったりと、
同じ日本人同士の結束も高まり、結果に関係なく楽しめるイベントでした。
そして、このビーチサッカーの面白いところは、
驚くべきことに通常の授賞式の中で、
フィルムやダイレクトと同じように、優勝国が壇上で表彰されるんです。
今回の優勝国は・・・、何とデンマーク!しかも、3位がエストニアでした。
他の組には、ブラジルやアルゼンチンもいたのに、
実はいわゆる「死の組」にいたわけですね。いやはや何とも。
これからカンヌを目指す方で、サッカー好きなら、ぜひ参加してみてください。
そして、日本にカンヌ・ワールドカップ(非公認)優勝トロフィーを!
あ、怪我したら相当マヌケなので、そこんとこよろしく!
(つづく)
満員御礼申し上げます。
お気をつけてお越しください。
ライブ終了後、当日の様子をアップしていきます。
ライブのHPをのぞいてみてください。
事務局より
Tokyo Copywriters’ Street ライブのリハーサルです。
客席の、といっても出番じゃないキャストが座っているだけですが
客席の様子を撮影してみました。
リハが一週間前、それぞれが課題を持ち帰って
本番がもう3日後です。
チケットも発売予定枚数を超えていまして
今日いっぱいで発売終了です。
足を運んでくださるお客さま、ありがとうございます(なかやま)
・カンヌセミナーのひとつ。TBWAのオリンピックセミナー。端にいる女性は、あのコマネチさんです。
お盆も終わり、このカンヌコラムも再開です。
さていきなり余談ですが、
先々週に、電通北海道さんに呼ばれて、講演をしてきました。
「地域の仕事でも海外賞を獲れる」みたいなことを語ってほしい、
とのご依頼でした。
「海外賞の常連でもないのにそんなこと・・・」、と思いつつ、
前の会社を辞めてからの6年間、
今までコツコツやってきたことをかなり詳細に伝え、
結局、いきなり幸運はやって来ない、目の前の仕事をちょっとづつ、
心地よいカタチにしていった先に突き抜けたものをつくるチャンスはあり、
海外賞もきっとあるのでは、というお話をしてきました。
他にも九州の大学で非常勤講師をやっていて、
集中講義の授業を持っている関係で先月からその準備に追われ、
お盆もその講義で休むことができませんでしたが、
ようやく気持ちも落ち着いてきたところでのリスタートです。
閑話休題。
カンヌ終了から二カ月が過ぎました。
さて、今回は海外賞におけるグラフィックのお話。
「プレス」と「デザイン」についてです。
といっても、僕らが口にするグラフィックという概念から、
デザインなどは既にはみだしているのですが、便宜上こう呼んでおきます。
○プレス
ひとことで言えば「とんち」です。
「?・・・!」と言ってもいいかもしれません。
とくに初めて海外賞をみた若者は必ず、
「読広、朝広みたいっすねー」と言います。
エージェンシー名ではありません、公募の新聞広告賞のことですね。
ちなみに、二年前から僕は読売広告大賞のほうの、
審査員もやらせて頂いております。
その経験からいっても、おっしゃるとおり。
謎かけのようなビジュアルがあり、タグラインで落す。
フィルムでもこの手法は後述しますが、カンヌの伝統芸の一つです。
このカテゴリーは、十年前とまったく印象が変わりません。
コミュニケーションの変容にグラつくことなく、
とんちコミュ二ケーションを貫いています。
ある意味立派です。
心が動いて会場で、写真を撮ったものをいくつか紹介しますと、
・イヤホン。世界がこう見えてしまうくらいの性能
・整形外科?なかなか辛辣な表現です。
・虐待を受けた人は、子どもにもしてしまう。シンプルで強い構図
・アムネスティも定番。安定した強さ。
・年収の差を視覚化
・GPはベネトン。「GPに選ばれる理由」をきちんとつくってあります。
・・・といった感じ。ベネトンは、ずるいですよね、いい意味で。
しかし、
ぶっちゃけ、日本でこういう文法でグラフィックをつくりたいお客さんが
どれだけいるのか?考え込まざるをえません。
かつて、海外を視察したADが、
「フィルムより、グラフィックのほうが狙える気がする」
と言っているの何度か目にしましたが、いっこうに日本のプレゼンスは
上がっていないのはなぜでしょうか。むむ。
○デザイン
さて、けっこう多くの人が「プレス」と「デザイン」の違いってなに?
と思われているかもしれません。
応募項目を見ると「デザインを中心に評価する」とわかったような、
わからないような・・・。
ひと言でいうと、デザインは「何でもアリ」という感じです。
ポスターもあれば、プロダクトもあれば、SPツールみたいなものも
入賞しています。
ここらへんは、ダイレクトやプロモと被っていたりします。
評価軸は、グラつかずに一定に出来るのだろうか、
とちょっと思ってみたり。
今年のこのカテはもう、
電通の八木義博さんのためのものといって構わないでしょう。
ゴールド2、シルバー1、ブロンズ1と、大漁旗が背中に見えそうでした。
アドフェストがヤギフェストであったように、ヤギライオンズです。
というわけで八木ギャラリーをどうぞ。(八木さん、勝手にすいません)
・行くぜ、東北。
・TOKYO ADFEST 2011
・MENICON FLAT PACK
・TOKYO D&AD 2011
グランプリは、ドイツのこちら。展示の段階で僕もこれは凄いと思いました。
太陽光で内容が浮かび上がる本です。
・THE SOLAR ANNUAL REPORT 2011
プレスのグラつかない古典っぷりと、
デザインの異種格闘技感にグラグラしつつ、
カンヌの夜はまたもふけていくのでした。