大友美有紀 16年7月3日放送
「宇宙飛行士という仕事」ツイッター・油井亀美也(ゆいきみや)
JAXA宇宙飛行士、油井亀美也は、2015年7月23日に地球を飛び立ち、
約142日間、国際宇宙ステーション滞在し12月11日に帰還した。
日本実験棟「きぼう」での実験、ステーションのメンテナンス、
船外活動の支援などをパワフルに行いながら、
写真とともにツイッターで日々の状況を発信した。
「宙亀写真」と呼ばれる油井の投稿写真。
宇宙飛行士になる前は、写真には興味がなかった。
長期滞在クルーに任命されたあと、自分でカメラを買って勉強した。
写真で地球の美しさ、星の美しさを
伝えたかったこともありますが、
地球を見て最初に感じたのは大気の薄さです。
これに非常に驚きました。
地上にいると空気は無限にあると思っていますが、
宇宙から見ると青い層が非常に薄く見え、
その下に雲が見え、その下でしか人間は生活できないんだ
と思うと、地球を大切にしなければいけないと実感しました。
油井が伝えたかったことは、
宇宙に行ったからこそ感じたことだった。