田中真輝 16年7月10日放送
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くさいはうまいか
今日は、納豆の日。
納豆は臭いから苦手
という人は多いが
臭さではさらに上をいく食品がある。
発酵食品分野の権威、
小泉武夫教授らが開発した
アラバスターという機器で測定すると、
納豆の臭気数値は452。
そして、世界一臭い食べ物とされている、
スウェーデンの塩漬けニシンの缶詰、
シュールストレミングの数値はなんと8070。
小泉はその著作の中で、
その匂いを「腐敗したタマネギに、
くさやの漬け汁を加え、それにブルーチーズとフナ鮓、
古くなったダイコンの糠漬け、さらには道端に落ちて靴に
踏まれたギンナンを混ぜ合わせたような
空前絶後の凄絶なにおい」
と表現している。
そしてその味については
「やや不味い部類」とのことである。