2018 年 1 月 6 日 のアーカイブ

佐藤延夫 18年1月6日放送

180106-01
Karsten Thormaehlen
日野原先生の言葉たち

2018年。
今年は、どんなことに挑戦しようか・・・。
頭の中で思いを巡らすのは簡単なのに、
実際に一歩目を踏み出すのはなかなか難しいですよね。
でも、
98歳で俳句、
100歳でストレッチ、
101歳でフェイスブックにチャレンジした方がいます。

「人は創めることを忘れなければ、いつまでも若くある」

これは日野原重明先生が、生前ずっと大切にしていた言葉。
今年、なにかをはじめてみよう。

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佐藤延夫 18年1月6日放送

180106-02
Adam
日野原先生の言葉たち

今年は、「生きる」という意味を深く考えてみませんか。
日野原重明先生は、
こんなことをおっしゃっています。

 生きる。それはすなわち呼吸をすること。
 息を吐くことを意識した呼吸こそが、良い呼吸法。

欲望のままなんでも吸い込むだけでは
呼吸は続きません。
自分の持てる力は、
できるだけ他の人のために提供する。
そうすると、心が満たされていく。

今年は、吐き切る1年にしよう。

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佐藤延夫 18年1月6日放送

180106-03
Propangas
日野原先生の言葉たち

リトリート、という言葉があります。
直訳すると、退却、避難。
そのほか、
仕事や家庭など日常生活から距離を置き
自分だけの時間を持つ、という意味もあるんです。

日野原重明先生は、
リトリートの大切さに触れています。
人生を川の流れにたとえるならば、
途中で一旦、淀みやくぼみに身を寄せて、
「ああ、こうやって自分が流れてきたのだなあ」と感じること。

年末年始のお休みは、まさにリトリートにぴったりの時間。
あなたは、自分自身と向き合えましたか?

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佐藤延夫 18年1月6日放送

180106-04
atacamaki
日野原先生の言葉たち

もう若くないから。
いい歳だから。

老化って、ネガティブに捉えがちですが
ちょっと考え方を変えれば、
「成長」でもありますよね。
日野原重明先生は、こうもおっしゃいます。

もの忘れが増えたとしても、
それは大したことではない。
くよくよしたり、思いわずらったりするのをやめる。
困ったことがあったら誰かに頼めばいい。
失ったものを未練がましく思うより、
手の中にあるものに目を向ける。
それが、心のしなやかさ。

年の初めに、自分に言い聞かせたいこと。

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佐藤延夫 18年1月6日放送

180106-05

日野原先生の言葉たち

どこかで聞いた言葉。
既視感のある風景。

年齢を重ねるほど、
物事の新鮮味が薄れていく。
でも、そこで諦めずに
より深く関わろうとすれば、
まったく違って見えてくる。
日野原重明先生は、「二度目の感動」と表現しています。
かつて読んだ文章でも、その本当の意味が、ひらめくようにわかる。
早春の梅の花に、凛とした美しさを感じる。
初めて味わったときよりも、ずっと深く、あたたかく。

歳をとるほど、感動できる人になりたい。

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