大友美有紀 18年1月7日放送
Muyo
「電車をデザインする仕事」水戸岡鋭治/特急A列車で行こう
ジャズナンバー「A列車で行こう!」。
その名のとおりの観光列車がある。
九州、熊本、三角(みすみ)間を走っている。
三角駅は、天草各地に発着する港として賑わっていた。
デザインテーマは「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」。
工業デザイナーの水戸岡鋭治が手がけた。
特急「A列車で行こう」の誕生とともに、
三角駅は南蛮風のデザインにリニューアル。
これも水戸岡のデザイン。
A列車の「A」は天草(AMAKUSA)と
大人、ADULTを意味している。
高級感あふれる大人の列車です。
列車内には「A-TRAIN BAR」という名のカウンターバーがある。
ベンチやソファもある。
ドリンク片手に沿線の海岸や雲仙普賢岳を眺めることができる。
終点の三角から天草周辺のクルーズ船にも乗ることができる。
旅そのものがデザインされた列車だとも言える。