大友美有紀 18年1月7日放送
Atsasebo
「電車をデザインする仕事」水戸岡鋭治/いぶたま
薩摩半島には、竜宮伝説がある。
それにちなんで名付けられた特急「指宿のたまて箱」。
デザイナーの水戸岡は、この列車に「いぶたま」という愛称をつけた。
子どもに親しみを持って覚えてもらえるように考えました。
室内には竜宮伝説に関する展示物や絵本、
指宿に関する書物も収納して、ソファを配置して
くつろげるスペースをつくりました。
浦島太郎がたまて箱を開けて、黒髪が白髪になったように、
「いぶたま」の外観は、山側が黒、海側が白に塗装されている。
そして出発の時にはシューっと白い霧が出る。
大人でもワクワクするような列車だ。