森由里佳 16年7月24日放送
文(ふみ) 切手デザイナー:切手に、物語を。
2003年にはあみものをしていたひつじが、
2015年には完成したマフラーをまいている。
2004年には一匹で温泉に入っていた猿が、
2016年にはこどもの猿と二匹で温泉を楽しんでいる。
これを聞いて、ピンとくる人もいるだろう。
話題になった、年賀ハガキのデザインだ。
日本中を虜にした遊び心の持ち主は、
切手デザイナーの星山理佳(あやか)。
いろんな表現があるけれど、
歴史をのこし伝えていく切手をつくっていきたい。
そう語る彼女だからこそ、
年間40種以上も発行されるという切手に、
12年の歳月を経た物語を見いだせたのだろう。
今月は文月。
むかしの手紙を見返してみるのもいいかもしれません。