Saatchi & Saatchi主催の(超)人気セミナー。
世界各国の若手映像作家の中で
Saatchi & Saatchiが注目している人のフィルムを
つぎつぎと上映していくというもの。
わたしが行った去年は開場2時間ぐらい前からすでに列ができていて
みんないい席で観ようと必死なかんじでした。
フィルムにはその人らしい工夫が凝らしてあったり
新しいと感じられる視点が入っていたり
それをどんどんと見せられるので
まあ観てるほうはそんなに飽きないわけです。(しかも一本一本が短い)
多少英語わからなくても映像だからそれなりに意味もわかるしたのしめちゃう。
それがよいんでしょうね。
とはいえ、すっごくおもしろいかというと
うーん・・断言できる自信はないのですけど
カンヌにきたならこれは観ておけ!というもののひとつに
近年なっているようなので、
カンヌの空気にきちんと参加するという意味では
おさえておいて損はないと思います。
お得意さん(クライアントさんもいっしょにカンヌにくるケースがあるのです)と
いっしょにこれを観にきている人たちがいて、
それはとてもいいんじゃないかなあと思いました。
CMのディレクターさんのことなんて
そこまで考えたことないでしょうし、
「広告」だけじゃなくて「広告をとりまくもの」のはなしを
ふわーっとたのしく観られて、それをお互いに共有できるっていうのは
結構いいことなんじゃないかなあと思いました。
(You Tubeにこのとき流れたフィルムをまとめているチャンネルがあったので観たい方はぜひ)