陸という乗物 アルフレート・ヴェーゲナー 4
私たちを乗せて、大陸は動いている。
たとえばアフリカ大陸なら、1年に数センチずつ。
1910年代、
ドイツ人の気象学者アルフレート・ヴェーゲナーが
初めて唱えた『大陸移動説』は約50年間、
ほとんど評価されなかった。
1960年代、やっと日の目を見ることになる。
地球の磁場や、大陸のプレートの動きの研究が進化し、
『大陸移動説』は再評価され、
現在ではヴェーゲナーは地球物理学の
最も重要な先駆者の一人とされている。
ヴェーゲナーが亡くなって
すでに30年たっていたけれど。