たとえば2011年6月18日現在でも
岩手、宮城、福島の沿岸部では
自衛隊と警察官による行方不明者の捜索がつづいています。
自衛隊への最初の出動要請は岩手県知事からで
2011年3月11日14時52分でした。
つづいて宮城県知事、福島県知事からも要請があり
最終的には茨城、青森、千葉、北海道にも出動しています。
2011年6月18日現在出動中は岩手、宮城、福島だけです。
自衛隊の撤収も県からの撤収要請によって行われます。
3月の凍てつく寒さの東北で、水につかり泥につかり
震災の日から14日未明までに自衛隊が救助した人は
1万人にのぼります。
3月19日までには1万9千300人です。
自衛隊の活動は、救助の他に行方不明者の捜索、
遺体の収容、遺品の収容などがあります。
物資を運び、炊き出しをし、瓦礫を撤去し、給水にもまわりました。
道路をつくり、怪我人や病人の手当をし、仮設風呂をつくり、
ときには避難所で慰問演奏をしました。
自治体の仮庁舎のための整地も自衛隊がやっています。
忘れてはいけない原発派遣もあります。
それらの活動のほとんどは
マスコミに報道されないからでしょうか。
youtubeでは自衛隊の活動を伝える動画が
たくさん掲載されていました。