どうも勝浦です。一週間前に、
8年ぶり二度目のカンヌライオンズから帰ってきました。
カンヌ広告祭の「広告」が取れ、
部門が16部門と拡大し、
ますます人に説明しづらい巨大な祭典となったカンヌ。
世界各国から一万人が集い、
コミュニケーションのクリエイティビティを競いあう
プレステージなフェスティバル。
僕もまた、
俗にいう「カンヌ病」「カンヌ熱」とはやはり、無縁では
いられずあの華やかな舞台を見ながら感じた
驚き、発見、絶望、悔しさ、希望・・・そんなものを
徒然なるままに書いてみようと思います。
第一章「出発準備」篇
いきなりショボい話ですが、カンヌはお金がかかります。
はっきりいって、カンヌは一般ピーポーには贅沢品です。
主なカンヌライオンズの参加方法は二つ。
シャバライオン(会社払いで研修目的で参加)
ジバライオン (自腹で自らの研鑽のために参加)
で、シャバライオンの場合はたいがい、どこかの広告団体が
主催している視察団に参加することになります。
ジバライオンの場合は自分でホテルを手配し、
なおかつ会場での参加登録も自分でやることになります。
料金はだいたいこんな感じ。
旅費+宿泊費+会場登録料(これが約30万!)
28歳以下は「ヤング区分」で、会場での登録料が若干安くなります。
オトナ ヤング(28歳以下)
ツアー参加 80万 70万
自力手配 60万 50万
そうです、カンヌは高いんです。
たまに自腹で行くけど、自力での手配に挫折して
ツアー参加する人がいますが、
中古の車一台が買えるくらいの額を払うことになります。
僕はオトナで自費参加だったので、
旅行代理店を通じて、
ギリギリまで安い航空券とホテルを探し続けました。
その結果、エミレーツ航空のドバイ経由が
いちばん安いという結論に達しました。
ホテルは会場から「若干離れているらしい」
ところしか取れませんでしたが無事に決定。
直前となるとホントに価格が何倍にも高騰して取れなくなるので
要注意です。
トータル予算は、なんと55万に収まりました。
これは後々、色んなところで驚かれましたが、
この安さと引き換えに散々な目にあったりもするのでした・・・。
とはいえ、さあ出発です!
(つづく)
早く続きを書きなさいっ!