僕が小学生のころに出た「ちびっこ相撲大会」で、
ひとつ下の学年にも関わらず、
圧倒的強さで優勝した少年がいました。
ぼくは3回戦で彼と対戦し負けたのですが、
いまではこれ、けっこう自慢です。
彼は大人になり、立派な幕内力士になったのです。
小柄ながら、地道な練習に支えられたテクニックを持ち
4度の技能賞に輝いた時津海。
数年前、相撲を見ようと国技館に両親を連れていったとき、母は
気が狂ったように「ぎばれ、時津海!」と叫んでました。
五島の英雄ですからね。
現在は時津風親方として、まだ若いながらも、
新生、時津風部屋を率いています。
今、時津風部屋を率いることは、どんなに困難なことかと想像します。
ぎばれ、時津風親方!