五島のはなし(43)

子どものころ言われて、
いまもなんとなくやっちゃいけないと思ってること
けっこうありませんか。
迷信だと思うのですが。

●夜に口笛を吹くとヘビが来る。
●靴下をはいて寝ると、親の死に目に会えない。
●夜にツメを切ってはいけない。
●新しいクツは夜のうちに玄関におろしておく。
●「し」という字が含まれる名前を赤い色で書いてはいけない。
●みみずにおしっこをかけるとオチンチンが腫れる。
●お盆明けの8月16日は地獄の釜のふたが開いているから海に入ってはいけない。
●家の中にいるクモを殺してはいけない。

僕が覚えているものでは、
ざっとこんなところでしょうか。
全部五島にいるころに聞いたものですが、
こういうのって、どのくらい地域差があるんですかね?

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コメント / トラックバック 9 件

  1. さと より:

    僕の地元、水戸市で聞いたもの。

    ●夜に爪を切ると、親の死に目に会えない。

    ●家の中にいるクモを殺してはいけない。

    ●みみずにおしっこをかけるとオチンチンが腫れる。

    →僕は実際に腫れたことがあります!(笑)

  2. 中村直史 より:

    なんで腫れるんだろう!?
    ふしぎですね。

  3. 厚焼玉子 より:

    ウルシやハゼに触る。触ったその手で腫れた部分を触る。
    ということなかったですか。

  4. 厚焼玉子 より:

    ●夜の口笛は蛇を呼ぶ。
    ●夜にツメを切ると親の死に目に会えない。
    ●お盆に川(海)に入ると白い手にひきずりこまれる。
    ●お盆に殺生をするな。(漁師も魚を捕りません)
    ●家の中にいるクモを殺してはいけない。

    以上、私の田舎にもあります。

  5. 中村直史 より:

    ミミズには威嚇のために体液をまきちらすタイプの
    ものがいるらしいですね。地面から子どもの
    オチンチンまでなら届くのではないか、と
    書いている人がいました。夜の口笛もまんざら
    嘘じゃないかもしれません。

  6. さと より:

    僕はずっと、

    尿のアンモニアと
    ミミズの表面が
    化学反応を起こし、
    “腫れ腫れの気体”を発しているもんだと思っていました。

    ミミズに直接触れてはいないのです。

  7. 中村直史 より:

    「腫れ腫れの気体」ってすごいな。
    でも、気体にせよ、みみずの体液にせよ
    そういうものがあるとしたら
    むきだしになってる他の場所(手や足)も
    腫れてよさそうなもんだなあと思いました。
    みみずの怒り、みたいなものじゃないですかね。

  8. さと より:

    怒りというか、呪いというか、
    それはあると思いますね。

    ちんちんが腫れた後日談。

    小児科の先生に、
    「お前、ミミズにしょんべんかけただろ」と当てられたときは
    「医者ってスゴイ!」と感動しました。
    そんな小学3年生の秋。

  9. 中村直史 より:

    すげー!
    水戸の小児科医はすごいですね。
    なんというか、いつまでも、ミミズにおしっこをかけると
    チンチンが腫れる世の中であってほしいと思いました。

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