Vision収録見学記録 part3-(2)
熊埜御堂由香-HP版と収録版
リスナーでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
このVision・HP版にのっている原稿と、
実際、放送されている原稿が
ちょっと違うことがあります。
書き上げた原稿を、収録現場で直すことが多々あるんです。
なので収録に立ち会うと、書いた人と、
演出する人が一緒に相談しながら原稿を直せるというメリットも。
今回はそのメリットをすっかり逃してしまいましたが・・・
たとえば、10月18日放送分の薄組の原稿だと、
(HP版)
琳派の創始者であり、
国宝「風塵雷神図」を描いた、俵屋宗達。
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(収録版)
江戸時代の一大芸術、琳派の創始者であり、
国宝「風塵雷神図」を描いた、俵屋宗達。
(原稿版)
フェリックス・ゴンザレス=トレスの「気休めの薬」という作品だ。
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(収録版)
13年前にエイズで他界した、コンセプチュアル・アートの鬼才、
フェリックス・ゴンザレス=トレスの「気休めの薬」という作品だ。
(原稿版)
スペインの建築家、アントニオ・ガウディ。
あのサグラダ・ファミリアの設計者。
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(収録版)
スペインの天才建築家、アントニオ・ガウディ。
あの世界遺産として有名なサグラダ・ファミリアの設計者。
ずいぶん丁寧に、ネタを調べなおしていることがわかります。
VieVieさん曰く、Visionは言葉と言葉の間に、
ミックスした音楽も楽しんでほしいので、
意識的に間をとってミックスしているそう。
なので、主語を丁寧に繰り返してあげることと、
リスナーの知識はばらばらなので、
とりあげる人になるべく分かりやすい形容詞を補足することが
多いようです。
そうそう。
現場に立ち合うと、自分で修正できる利点(?)もありますよね。
おっ、写真にあの人が写っている!