恋について/ロマン・ロラン
好きな人に
好きということを、
ためらっている人へ。
ノーベル文学賞作家
ロマン・ロランから、
激励のメッセージが届いています。
恋は決闘です。右を見たり、左を見たりしていたら敗北です。
右も左も見ないとなると、
真正面から
ぶつかるしかない。
勝利を祈ります。
恋について/白洲正子
いい男にめぐりあえない、
と言う人がいた。
それは残念。
でももし、
いい男がいるのに
気づいていないのだとしたら、
もっと残念。
では、いい男の見極め方とは?
骨董の目利きとしても一流だった
随筆家、白洲正子はこう言っています。
モノも、人も、「本物」は物欲しそうな顔をしていない。
どうです?
あなたの知っている
だれかの顔、
思い浮かびましたか?
恋について/エカテリーナ2世
気に入った異性は
いくらでも
手に入れることができる。
もしそんな立場にいたとしたら、幸せだろうか。
ロマノフ朝の第8代ロシア皇帝
エカテリーナ2世。
生涯に数百人の愛人を持った、
と言われている。
ただ、その中で本当に愛した男はただひとり。
映画のタイトルにもなった、陸軍主席大将ポチョムキンである。
生涯で1000通を超える
ラブレターを交換しながら、
ポチョムキンは、
いつしかエカテリーナ2世に対し
彼女好みの若い男を見つくろう役となる。
愛する男を愛するだけでは
足りないなんて
ちょっと悲しい気もする。
恋について/若山喜志子
若山牧水は
旅する歌人だった。
だから、
牧水の妻、若山喜志子は、
旅人を待つ歌人になった。
彼女がこの世でいちばん
好きだったのは夫の足の音(あのと)、
つまり足音。
いそいそと大地踏みならし来る君の足の音(あのと)より世に恋しきものはなし
あなたのオフィスや
教室にもいませんか。
足音だけで気づいてしまう人。
恋について/元良親王
いつの時代も面倒である。
好きになってはいけない人を
好きになってしまうのは。
その人は、こともあろうか
天皇が愛する女性に恋してしまった。
元良親王という悩める男の
究極の面倒な恋。
だが、そんな面倒な恋心が、
1000年以上も歌い継がれることになった。
百人一首に出てくるあの歌だ。
わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢わむとぞ思ふ
逢ってしまえば、
罰を受け生きてはいけぬだろう。
しかし逢わなければ、
恋しさで生きていけぬだろう。
どうせ身を滅ぼすのなら、
あなたに逢おうと思う。
こんな話が、
子どもの遊びにも
使われているなんて、
ずいぶん粋な国だ。
恋について/フランソワーズ・ジロー
ピカソが絵を描き続けた原動力は、
恋愛だった。
精力的に作品を送り出しつづけ、
精力的に女性を手に入れた。
そしてそのすべての女性が
ピカソから逃れられなくなった。
ただ一人を除いて。
フランソワーズ・ジロー。
ピカソを捨てた唯一の女性。
私は愛の奴隷にはなっても、あなたの奴隷にはならない。
屈辱もまた
ピカソにとって
創作意欲となりえたのだろうか。
恋について/恋愛部長
今日、意中のあの人に
思いを告げ、
そして叶わなかった
すべての女性へ。
多くの迷える女性を叱咤してきた
カリスマブロガー、
「恋愛部長」はこう言っています。
一度脈なし、と思ってても、その後の出方次第では、逆転は可能。
なぜなら、
人の気持ちなんて5分で変わるから。
今日はまだスタートです。
信じてみませんか。