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忘れてもいいこと/アインシュタイン
アルバート・アインシュタイン。
人類史上に名を残す科学者。
しかし驚くべきことに
アインシュタインは自宅の電話番号を記憶していなかったという。
「電話番号は覚えていないが、電話番号をメモしてあるノートは覚えている。」
必要なものだけを覚えておくために、
余計な物は覚えない。
だからこそ、大切な物が見つかりやすいのかもしれない。
忘れてもいいこと/アインシュタイン
大学での教鞭をとった経験もある、アインシュタイン。
そんなアインシュタインが、教育に関する
彼なりの理論を語った事がある。
学校で学んだことを、
一切忘れてしまった時になお残っているもの、
それこそ教育だ。
大切なことは、自然と残る。
それは、今を精一杯過ごせばよいのだよ、という
励ましに聞こえる。
忘れてもいいこと/アインシュタイン
高名な科学者となった後も、
一風変わった人物と言われることも多かったアインシュタイン。
例えば、靴下をはかないことや、年中同じ上着をきていること。
床屋に行かず、ボサボサの髪の毛でいることなど。
世間的に見れば常識と思えることを敢えてしなかった彼は、こんな
言葉を残している。
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことだ」
常識とずれた行いも、アインシュタインによれば自然なこと。
靴下をはかなければ、破れた靴下を繕う妻の負担が減る。
一張羅でいれば洋服代がかからない。
髪を切る時間を、研究につかえる。
常識を忘れられる人は、
自分だけの新しいルールを見つけられた人なのかもしれない。