名雪祐平 12年9月30日放送
パラリンピックの父、子 ルードヴィヒ・グットマン④
障害者のスポーツ競技会を提唱し、
パラリンピックの父といわれる
ルードヴィヒ・グットマン医師。
グットマン医師が生前、
戦争や交通事故で下半身不随になった
患者たちに向かってよく言った言葉。
もう一度、税金を納めるようになれ。
そう口癖のように励ました。
その励ましのなかに、
障害者が普通に暮らしていく社会を実現させたい
というグットマン医師の強い情熱があふれる。
パラリンピックが発祥した
ストーク・マンデヒル病院の隣にあるスポーツ施設では
障害がある人も、ない人も
一緒にスポーツを楽しんでいる。
子どもたちが自然に、
車椅子と過ごして育っている。