大友美有紀 13年4月7日放送



「自由律俳句・尾崎放哉」ユーモア

厭世的で自由と孤独を渇望した尾崎放哉。
乾いた寂しさの中に、くすりと笑えるような句もある。

 銅像に悪口ついて行ってしまった
 
 底が抜けた杓で水を飲もうとした

 ねそべって書いて居る手紙を鶏に覗かれる

放哉は肺を病み
大正15年4月7日小豆島にて、没する。
望んでいた一人っきりの時間を手に入れて、
海のそばで句作に明け暮れた晩年、
放哉は幸福だったのかもしれない。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login