閑話休題。育児中の母が食べたいものの話し。
営業のニシダさんは、奥さまが専業主婦をしていて、
ふたりのカワイイお子さんも主に奥さまが育てている。
ある日、ニシダさんは奥さまを慰労しようと考えた。
実家の両親に子どもたちを預け、
久しぶりにふたりで外食をすることにしたのだ。
さあ、どこへ行こう?
キミが食べたいものを思いっきり食べよう!
張り切るニシダさんに、奥さまはこうリクエストした。
「ラーメン食べたい」
そして夫婦は仲良く、アツアツのラーメンをすすったのでした。
めでたしめでたし。
ニシダさん曰く、「妻の気持ちがわからない」とのこと。
私はですね、めちゃくちゃわかりますっ!!
というかわが家もまったく同じ話しがあったのです!
仕事復帰のちょっと前に、
オットが実家の両親にすーさんを預けて外食に誘ってくれたのです。
「お寿司でも食べようよ!」って。
「…はあ?」って感じです。
「キミは本当に何もわかってない」と。
寿司なぞは赤子を抱きながらでも安全に食べられるのです。
むしろ、育児中の母親のために進化した食べ物が
寿司なのではないでしょうか。
右手でひょいとつまんで、ひとくちでぱくっと食べられる。
万が一ごはんつぶ(醤油付き)が赤子に落ちたとしても
なんの危険もありません。ひょいぱく。
それが寿司!ビバ!寿司!
その対極にあるデンジャーメニューが、
アツアツの汁モノなのです。
特に麺類!ツユが飛ぶ!!赤子に!!
超危険!!!!
だったら赤ちゃんが寝てる隙に食えよ!
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
そりゃそうです。
しかし赤子というものはどんなにすやすや寝ていても、
母がインスタントラーメンにお湯をそそいで
うきうきの3分が経ったタイミングで目を覚ますものなのです。
うどんに満を持して天かすを投入したタイミングで
いきなりぐずるものなのです!
うう、私のラーメン、私のうどん(天かすはカリカリのうちに食べたい)・・・。
というわけで、私が仕事復帰してまずやったことは
丸亀製麺でアツアツのうどんをはふはふすることでした。
もちろん天かすはカリカリでね!
という話しをニシダさんに熱く語ったところ
「寿司を提案しなくて命拾いした…」と感謝されました。
よかったよかった。
ラーメン….
育児中でなくても無性に食べたくなるときがあるな〜。
食べられるときに食べたいものを食べるのが一番だと思います!
(飲酒後のラーメン除く)
でも育児中のみならず
腎臓や肝臓や結石や重すぎる体重や
広すぎる横幅やアレルギーのせいで
食べたいものを食べられないことはあるわけだし、
原因が育児ならば、はっきりと期間限定が見えているので
まだマシな気がするですよ。
うむむ、確かにそうですね!
これからは育児中のママ&パートナーには
育児中はラーメンやうどんの魅力を再確認できるチャンス期間!
とポジティブに伝えようと思います!