2013 年 5 月 のアーカイブ

三國菜恵 13年5月18日放送


Strep72
薔薇の季節 平井かずみ

いまが見頃のバラの花。
花瓶に挿してたのしむのもよし、
湯船に浮かべてたのしむのも、素敵。

けれどももっとさりげなく、そして美しく、
バラをたのしむ方法があると
フラワースタイリスト・平井かずみは語る。

彼女のおすすめは、水を張った平たいお皿に、
花の部分だけを数本分、浮かべるというもの。
その美しさをこう語っている。

 外側からはがれ落ちてくる花びらを
 水面が支えてくれるのです。
 一枚、また一枚と水辺に漂う花びらがなくなるまで、
 感謝しながら見届けます。

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三國菜恵 13年5月18日放送



薔薇の季節 ローマ人の食卓

5月はバラの美しい季節。
バラ好きのローマ人たちは
親密な人との食卓には必ずバラを飾ったという。
この習慣から“under the roses”「バラの下で」といえば
「このことは秘密に、内緒で」という意味を指すようになったとか。

そんな親密な食卓にぴったりの、バラのメニューをご紹介。

ひとつめは、バラのサンドイッチ。
バラの花びらを細かく刻み、クリームチーズに混ぜ、
白いふわふわの食パンに塗って、はさむ。
すると、さわやかな後味が魅力的なサンドイッチができあがる。

そして、飲み物にはお手製のローズワインを。
白ワインの瓶に真っ赤なバラの花びらを1週間漬けこむ。
すると、色の美しさも、香りの華やかさも抜群のワインができあがる。

いつもの食卓に出すのには
ちょっと気取りすぎのメニューかもしれない。
けれど、季節のにおいを閉じこめて大切な人とたのしむのは
いまも昔も変わらず、素敵な時間になることにちがいはないでしょう。

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0歳11カ月の育児のお話し。

10カ月の回で「熱出し過ぎ!」と書きましたが
今回は、「熱出るたびに成長し過ぎ!」という話しです。

本当にこどもは熱を出して寝込むたびに
すくすくと成長するのです。

体調が悪い間はこどもの機嫌も悪いので
親が成長に気づく余裕が無いだけだった、
ということなのかもしれませんが。

しかし事実として成長するのです。
サイヤ人並に(図参照)。

いきなり「あかんべえ」を覚えたり
ストローで吸えるようになったり
踊ったり離乳食おかわりしたり
おかあさんのパンツかぶったり…。

そして!
とある発熱の後、すーさんは「たっち」をしたのです。
二本の足で立ったんですよ!!
もう赤ちゃんじゃない!!
すごい!

その一回だけでしたが。
同じ月齢の子に比べると、だいぶのんびりしたペースですが。
それでも確実に成長しています。

この調子であっという間に立って歩いて走って母の元を飛び出して
恋して青春して盗んだバイクで走りだしてだめだなんか泣けてきた。
一瞬一瞬の成長は輝かしいんですが、
遠い未来まで想像すると、かあさん良くも悪くも泣いちゃう。
ずっと赤ちゃんでいろ!と思っちゃう。
それはそれで大変だけど。

そんなすーさんも、来月には1歳。
かあさんやっぱり泣いちゃう。

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渋谷三紀さんTCC新人賞のお祝い会




チームVision門田組の渋谷三紀さんが
TCC新人賞を受賞したお祝いの会が開かれました。
上の写真の真ん中が渋谷さん、
右は去年の新人賞受賞者、宮田くん。
左はこの会の世話役をつとめてくれた伊藤くんです。




今年の新人賞はわずか10人のみという激戦でした。
いや〜よかったね〜〜というみんなの気持が
花束やら帽子やらのプレゼントにあらわれています。
渋谷さん、おめでとうございます(玉子)

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奥村広乃 13年5月12日放送



キレイな母親が増えてます

映画『スノーホワイト』で、
白雪姫に毒りんごを食べさせる
王妃を演じたシャーリーズ・セロン。

スクリーンで圧倒的なオーラを放つ彼女は、
女性の美しさは、幸せな人生から生まれるものだと語る。

養子をむかえ母になった、
シャーリーズは今年で37歳。
彼女の美しさは衰えることを知らない。

日本でも、年齢を重ねても美しい女性が増えた。
アラサー女子、アラフォー女子、美魔女という言葉も飛び出し、
自分磨きに妥協しない女性が注目をあつめる。
美しさという武器を手に入れ、
母親たちはどこまで逞しくなっていくのだろうか。

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澁江俊一 13年5月12日放送


Alan Light
名女優が演じた母

ハリウッドが誇る
演技派女優メリル・ストリープ。

アカデミーの常連である彼女が
初めて助演女優賞を獲得した作品は
1979年の「クレイマー、クレイマー」だった。

メリルが演じたのは
女としての生き甲斐と
母としての愛に揺れ
かつての夫と裁判で争う妻。

仕事ひとすじだった夫が
会社をクビになっても
懸命に息子を愛したことに胸を打たれ、
妻は息子を連れ戻す直前に、気持ちを変える。

その演技は
今、働くお母さんたちにも
ぜひ見てほしい
映画史に残るラストシーンだ。

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澁江俊一 13年5月12日放送


Gage Skidmore
新しい母親像

まだ幼い子どもを
突然誘拐された母親。
やっと再会できた時に
その子がまったくの別人だったら。

その気持ちを思い描くことすら難しい役を
クリント・イーストウッド監督の映画
「チェンジリング」で演じ切った女優
アンジェリーナー・ジョリー。

彼女の演技に
強い引力があったのは、
当時彼女が本当の母親だったから。

映画が公開された2008年
彼女にはカンボジア人、エチオピア人、ベトナム人という
それぞれ国籍の違う3人の養子と、
ブラッド・ピットとの間に生まれた
3人の実の子どもがいた。
そんなパワフルな母親、どこをさがしても、なかなかいない。

彼女はこれから、
世界中のママたちに勇気をくれる
強くてやさしい母親を、
どう演じてみせてくれるだろうか?

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澁江俊一 13年5月12日放送



美人の条件

世界で最も美しい女性ランキングがあれば
間違いなくトップクラスに入る
オードリー・ヘプバーン。

日本のアニメで美女の中の美女と言えば
銀河鉄道999のメーテル。

その2人には、実は共通点がある。
演じている声優が同じ
池田昌子(いけだまさこ)なのだ。

その淑やかで艶のある声で美女だけでなく、
やさしい母親を演じることも多い。
なんとウルトラの母を演じたこともある。

数年前、一度は断ったが、たっての頼みで
70歳を超えてもヘプバーンを演じ直してみせた。
みんな、彼女の声じゃなくちゃ、ダメなのだ。

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松岡康 13年5月12日放送


FlySi
ロボットは母親を愛せるか

巨匠スタンリー・キューブリックが構想を練り、
彼の死後スティーブン・スピルバーグによって
映像化された映画「A.I.」。

主人公は、人間の母親を愛するように
プログラムされた少年のロボット、デイビッドだ。
彼は製造されてすぐに、モニカという女性のもとに送られる。
彼女には不治の病を持つ息子がいたが、
冷凍睡眠で眠り続けていた。

純粋にモニカを愛するデイビッド。
モニカも同様に彼を愛した。
ところがある日、冷凍睡眠をしていた息子が
奇跡的にめざめ、デイビッドは捨てられてしまう。

人間じゃないから、モニカから愛されない。
そう考えたデイビッドは、人間になる方法をさがして旅にでる。
結局、そんな方法は見つからなかった。

ある日、自分と同じタイプのロボットが
大量生産されている場面に出くわしたデイビッドは絶望し、
「ママ、ごめんなさい...」と言って、海に身を投げる。

ロボットでありながら
人間以上に純粋で真っすぐな
母への愛がそこにはあった。

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松岡康 13年5月12日放送



母の心配

ヒッピー文化全盛の1973年。
15歳の少年ウィリアムは
ローリングストーン誌のライターに抜擢され、
人気バンドのツアーに同行する。

キャメロン・クロウ監督が
自らの少年時代をモデルした青春映画
「あの頃ペニー・レインと」。

厳格な母は、
毎日2回電話することを約束に、
ウィリアムを送りだすが、
テストの心配。単位の心配。進路の心配。
電話するたび小言を言う母に
うんざりしたウィリアムは、次第に連絡をしなくなる。

久しぶりにつながった電話。
涙を流すほど心配した母が
ウィリアムに伝えたのは、たった一言。
「ドラッグだけは、やっちゃダメ」

母が心配できることなんて
いつの時代も同じもの。

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