大友美有紀 13年6月2日放送
plearbear
「ターシャ・テューダー」アンティーク
絵本作家ターシャ・テューダーは、
アンティークのドレスを身に着け、
食器など、100年以上も前のものを、
ふだんの暮らしで使っていた。
アンティークの品々は、眺めたり、使ったりするとき、
謎に満ちた神秘的な過去との、
精神的・身体的なつながりを感じることができるという。
日本は、アメリカに比べて、
多くの伝統や習慣を持つ国だと思います。
たとえ、アンティークの日常品や
ドレスを持っていなくても、
そうした伝統そのものが、
暮らしの中で実際に使われる、
アンティークのひとつの形なのです。
それは、つかの間、時間を遡って旅をするようなもの。
過去を思う気持ち、それが、今を生きる力になる。