蛭田瑞穂 13年6月8日放送
©Jeff Dean
フランク・ロイド・ライト③
1936年、フランク・ロイド・ライトが69歳で設計した
ジョンソン・ワックス本社ビル。
最大の特徴が「グレート・ワークルーム」
と呼ばれるオフィス空間。
床から伸びた柱が天井で蓮の葉のように開き、
建物を支えている。
この柱が林立する様はオフィスというより、
宗教建築のような雰囲気さえ漂わせる。
ライトは語る。
働く人々の人生をより意義深くする
建物をつくることで、
社会の様相を変えることも可能なのです。