三島邦彦 13年6月15日放送
その男、チェ・ゲバラ
革命には血がつきもの。
キューバに革命をもらたしたチェ・ゲバラも、
いくつもの戦闘を経験した。
しかし、彼自身は決して戦いが好きなわけではなかった。
ゲバラは語る。
戦争に備えることを努力の中心に据えてしまったら、
われわれが望むものを建設することは不可能だし、
創造的な仕事に集中することができないからである。
また、ゲバラはこうも言っている。
国立銀行の金庫から出て行くお金で一番わびしく思えるのは、
破壊兵器を購入するために支払われるお金である。