小山佳奈 13年6月29日放送
AlexRK
雨が降る季節には アリストテレスとベアとトーマス
雨の匂いをかぐと
なぜか懐かしい気分になるのは
なぜかでもなんでもなく
科学的に証明されている。
1964年。
オーストラリアの科学者、ベアとトーマスが
ペトリコールとゲオスミンの2つの物質が
雨の匂いの正体であることを発見した。
それは濡れた地面からたちのぼる匂いだった。
その昔、哲学者アリストテレスは
雨の匂いは虹の匂いだといったらしい。
人間の想像力と科学の発達を横目でみながら
1000年前と変わらず雨は降り続ける。