名雪祐平 13年7月28日放送



手紙 柳原白蓮

大正時代、
不倫を罰する姦通罪があった頃。

結婚している男女の恋は
命がけであった。

富豪の妻で歌人。
他人がうらやむような身分だった
柳原白蓮は年下の大学生に
こんな手紙を送る。

 覚悟していらっしゃいまし。
 こんな怖ろしい女、
 もう、いや、いやですか。
 いやならいやと早く仰い。

大正の三大美人といわれた
35歳の人妻は
不倫相手の子を宿し、
蒸発した。

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