礒部建多 13年8月17日放送


LaLaLaTaro
礒部建多

「ぼくの愛は二度と燃えないはずさ」 

忌野清志郎自身の大失恋を歌った
RCサクセションの曲、「お墓」。
曲調はタイトルと裏腹に、軽快なレゲエサウンド。
  
「お墓」という際どいタイトルが理由で
当初、発表が見送られていた。
しかし清志郎は、別のタイトルに変えることはしなかった。
 
あまりに冷たかったお別れが ぼくのすべてを
変えてしまった 変えてしまった 変えてしまった。

伝えたい悲しみを、感じた通りに表現する。
飾らずに、ストレートに。
それが忌野清志郎のスタイルであり
希代のロックンロールスターと愛された理由。

「忌野清志郎」と大きく彫られた高尾霊園のお墓には、
今も多くのファンが訪れ、花を手向けていく。

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