蛭田瑞穂 13年10月12日放送
コンピュータの歴史③
近代コンピュータの歴史は、
1946年に開発された「ENIAC」から
始まると言われている。
開発の中心人物はペンシルバニア大学の
ジョン・モークリ―とジョン・エッカート。
「ENIAC」に使用された真空管は18000個以上。
重量は30トンもある巨大なマシンだった。
1秒間に5000回の加算、減算が可能で、
その速度は従来の計算機の1000倍もあった。
膨大な量の計算が可能だったが、
その分電力消費も膨大で、「ENIAC」作動中は
近郊の都市の灯りが暗くなったという。