渋谷三紀 13年10月26日放送



千利休

利休が設計した
わずか二畳の茶室「待庵(たいあん)」。

入り口はせまく、低い位置にあった。
いったん頭を下げなければ、
中に入ることができない。
武士の誇りである刀を外さなければ、
通ることもできない。

それは天下人であっても同じこと。
茶室の中では、身分に上下はない。

茶室とは、
茶を楽しむためだけにつくられた
もうひとつの宇宙。

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