佐藤延夫 13年12月7日放送


Cross Duck
さようなら 山崎豊子

私の作品は、取材が命。
そう語ったのは、今年の9月に亡くなった、
小説家の山崎豊子さんだ。

取材中、相手の話に引き込まれて一緒に涙を流す。
反対に、失礼な態度をとられたときには、
捨て台詞を吐いて席を立ったそうだ。

「万年筆の先から血が滴る思いで書いている」

作者の魂が込められた人間ドラマは、
何年経っても色あせることなく、
読む人を山崎ワールドへ引きずり込んでいく。

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