佐藤延夫 14年2月1日放送


d’n’c
小塚昌彦さん3

書体設計家、小塚昌彦さんが
新しい書体、新ゴシックを作るときのこと。
読むための文字というよりも、
ディスプレイに適した書体にしたいと考えていた。

それはすなわち、目で楽しむ言葉。
読みやすくて、親しみやすくて、疲れない。
書体を意識することなく、読めば意味が素直に入ってくる。

その思いが実を結んだ証拠として、
日本中の多くの交通機関で
新ゴシックの文字が使われている。

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