佐藤理人 14年2月16日放送
Art meets Sweets ⑤ ヘミングウェイのアップルパイ
アメリカの「おふくろの味」は
ヘミングウェイにとって「おやじの味」だった。
結婚してくれたら、
家事はしなくていい
プロポーズの言葉通り、
彼の父は自ら台所に立った。
幼いヘミングウェイのお気に入りは、
アップルパイ。
作家になり、パリに住んだ彼は
自分でもパイを焼いた。
ただしそれは上を皮で覆わない
タルト・オ・ポム
というフランス風。
駆け出しの作家らしい、
材料費を節約する工夫だった。