古居利康 14年2月22日放送
SaundiSeptember
やめない男 イチロー
僕は、やめない。
イチローは、その思いをこう表現した。
「まだ苦しみが足りない。
そう思えるうちはやめない。
まだ苦しめる。やれる、と
思っていることがたくさんある。」
40歳で迎える、
メジャー14年目のシーズン。
ニューヨーク・ヤンキースか。別の球団か。
どこでやろうとレギュラーを約束されない、
厳しい一年がはじまる。
けれど、イチローは言う。
「年を取ることを認めつつ、前に進む。
オレおじさんだから、と言いながら、
胸のこのへんがフツフツしてる。」
50歳まで野球をつづけたい。
だけど、少しでも腹が出てきたらやめる。
若いとき、そう広言していた
イチローのおなかまわりのシルエットは、
2014年2月現在、若いときと何も変わっていない。