小林慎一 14年3月15日放送
塩田剛三
身長154cm、体重46kg。
合気道家塩田剛三の演舞を見た事があるだろうか。
その小柄な体格ながら、ほぼ姿勢を崩すことなく、
手首の返しだけで、 何人もの大人を投げたり、押さえつける。
座ったままの塩田を押してもびくともせず、
そのまま投げ飛ばされる。
ケネディ大統領がその演舞を見学してあまりの凄さに、
やらせではないかと疑い、
「私のボディガードは心身ともに鍛え上げた人間だから、ぜひ相手をして欲しい」
と頼み、戦わせた話しは有名である。
ケネディのボディガードは、座ったままの塩田に手首をとられ、
簡単に制圧されてしまった。
塩田の拓殖大学の後輩で史上最強の柔道家と言われる木村政彦は
腕相撲では負けたことがないと豪語していた。
しかし、体重46kgの塩田は、
木村と腕相撲を3回行い、そのうち2回勝っている。