大友美有紀 14年4月6日放送
「長新太」生理的にここちよい
絵本作家、長新太の「アブアアとアブブブ」という本。
アブの兄弟が、巻いてある紙をパッと誰かの顔の前にたらす。
アブたちはこれをやると気持ちがスーッとする。
生理的に心地よいということが、
なににおいてもいちばん大切じゃないか
という気持ちが、ぼくは非常に強いわけよ。
それによって、いろいろなことがことが
決まるんじゃないかと思うんです。
色彩やフォルムも、意識してつくり出すというよりは、
川の流れみたいに自然にそうなってくる、
ひとりでにそうなってくるものこそ大事にしたいと考えていた。
ちなみに、アブアアがおとうとで、アブブブがおにいさん。