三島邦彦 14年6月22日放送
Janne Moren
雨の季節に 藤原咲平(ふじわらさくへい)
明日の天気予報はいかがでしょう。
お天気博士の愛称で国民に親しまれた
戦前の中央気象台長、藤原咲平。
1933年に藤原が
気象台で働く人々に向けて記した
天気予報の心得が残っている。
その中にある一節。
必ず空模様を見ること。朝夕、日中、夜中も常に見ること。
窓からでは不十分で必ず全天が見える場所で行うこと。
虚心坦懐に空と向き合う。
そうすれば、
わたしたちにも見えて来るものがあるかもしれません。