森由里佳 14年9月14日放送

140914-04

夜空を見る人④夜空に恋したゴッホ「ローヌ川の星月夜」

夜を好んで描く画家は少ない。
しかし、ひとりの男が、夜空の魅力に心をうばわれた。

オランダ人画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。
火を灯したロウソクを何本も帽子にくくり付け、明け方まで絵筆を握った。

彼の作品、「ローヌ川の星月夜」は、
ガス灯のあかりや星ぼしの光が、
ローヌ川のみなもにゆらめく様子を描いた、
あざやかな夜の絵だ。

ゴッホは言う。

夜は、昼よりもずっと色彩豊かなのだよ。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login