佐藤理人 14年10月5日放送
M.Christian
私の脚本術②「内田けんじ」
脚本はルービックキューブだ
映画「運命じゃない人」の脚本家
内田けんじは言う。
1面ずつ作ってたらいつまでも完成しない。
いいストーリーはすべての出来事が
6面同時に美しく収まる。
行き当たりばったりでは決してうまくいかない。
彼はまず登場人物と親友になることから始める。
どこで生まれ、何が好きで、どんな暮らしをしてるのか。
キャラクターが決まれば、行動が決まる。
行動が決まれば、物語が勝手に動き出す。
「ねえ、何か面白い話ない?」
彼は今日も親友に尋ねている。