名雪祐平 14年10月25日放送
陸という乗物 アルフレート・ヴェーゲナー 3
99年前、
ドイツ人の気象学者アルフレート・ヴェーゲナーが
『大陸移動説』を発表した時、
猛烈な反発があった。
当時、古典的な化石や地層の研究が主流だった
地質学者たちは、大陸が移動するというスケールの大きさに、
そんな馬鹿な。
専門外の気象学者が何を言うか。
とまったく認めようとしなかった。
ヴェーゲナーは科学的に立証しようと、
零下54℃のグリーンランドを探索中、遭難してしまう。
50歳の誕生日に、猛吹雪にその姿は消え、
次の年、氷河の中で凍った死体が発見された。