奥村広乃 14年11月16日放送
ガンディーの過去
許して、受け入れる。
今日は国際寛容デー。
非暴力、不服従によって
インド独立を成し遂げた、
マハトマ・ガンディー。
しかし小学生のころは、
掛け算を覚えられなかったり
ヒンドゥー教の教えをやぶって肉を食べたり、
タバコを買うために召使の財布から
お金を盗んだこともあった。
さまざまな過ちを犯す自分に絶望し、
自ら命を絶とうとしたこともある。
ガンディーはこんな言葉を残している。
自分自身の誤りは凸レンズをつけて見、
他人のそれは凹レンズをつけて見よ。
自分に厳しく、他人にやさしく。
それを実践するためには、
自分の弱さや過ちを認める
強い心が必要なのかもしれない。