三島邦彦 14年11月23日放送
藤野英人と投資
1602年、オランダで
世界初の株式会社「東インド会社」が生まれた。
多くの人々の株式投資によってリスクを分散するこの仕組みは、
今も会社の基本的な形となっている。
しかし、
誕生から400年以上がたった今も、
投資と自分は縁がないと考える人は多い。
そんな世の中に対して、
投資ファンドを経営する藤野英人(ふじのひでと)は、
すべての人は「投資家」なのだと言う。
藤野は、投資をこう定義する。
投資とは、いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと
お金をかけなくても、
時間をかければそれは投資だと彼は言う。
本を読むことも、
友人と会話をすることも、
そして、いま、ラジオを聴いていることも。