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「ティファニー」ティファニー・ブルー
ニューヨーク五番街、女性たちが憧れるジュエラー、ティファニー。
クリスマスに、ティファニーのブルーボックスを
プレゼントされるのは、女の子のひとつの夢。
ティファニー・ブルーは、
コマドリの卵の色を表している、とも言われている。
アメリカ東部で、コマドリは「春告げ鳥」である。
暗く長い冬が終わり、ようやくやってくる明るくて暖かな春。
コマドリの卵は、春の喜びの色。
創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーの祖先は、
英国から渡ってきた清教徒だった。
開拓をくり返し、新天地を求めて移動を続けた家族の歴史、
苦難の時代をチャールズはよく知っていた。
辛い時代から、穏やかな日々へ至る道のり。
その喜びをよく知っていたのだ。
ティファニーが送り出すジュエリーは、
それを手にする人にとって、
いつも「春の喜び」であってほしい。
美しいティファニー・ブルーには、
そんな願いがこめられている。