小林慎一 15年1月31日放送
marfis75
白銀の鉄人篇
ルクセンブルクのマーク・ジラルデリ。
彼は、もともとはオーストリア生まれである。
マークの父親とコーチが指導方法で対立。
ナショナルチームを飛び出し、
オーストリア代表として出場できなくなっため
ルクセンブルクに国籍を移す。
それ以来、親子2人でのワールドカップへの挑戦がはじまり、
1985年から、2シーズン連続で総合優勝を飾る。
試合前、マークが練習をはじめると
イタリアやドイツなどの選手やコーチが集まってくる。
大所帯のナショナルチームが、
一人しか選手のいない国の練習を熱心に見つめた。
ワールドカップ総合優勝5回、通算46勝。
獲得したメダル14個。うち金メダル4個。
そして、この数字も忘れてはいけない。
マークは、何度も大けがを負い、
13回手術を受けたが、そのたびにレースに復活した。