飯國なつき 15年2月22日放送
樹/Tatsuru
猫と人②谷啓
「ずるぬるの技」は、
横たわり、両手を伸ばして爪を立て、
何かをたぐりよせるしぐさ。
「そば粉練り」は指を広げて爪を出し、モノを掴むように動かす。
「スゴツオ」は、顔を強く擦りつける。
これらはすべてコメディアン谷啓が考えた、猫のしぐさの
前である。
「ガチョーン」「ハラホロヒレハレ」などのギャグを生んだ谷は、
猫との暮らしの中でも、たくさんの造語で遊んだ。
サービス精神旺盛で、
いつでも人を楽しませ、自分も楽しんでいた谷啓。
そんな彼の人柄は、猫との暮らしのひとコマからもうかがい知れる。