シュバイツァーと猫
4月19日、今日は飼育の日。
医師アルベルト・シュバイツァー。
暗黒大陸と呼ばれていたアフリカへ旅立ち、
病める人々への治療に人生を捧げた。
1952年、彼の献身的な活動にノーベル平和賞が贈られた。
そんなシュバイツァーは、無類の猫好きだった。
仕事机には常に猫が乗り、資料の上になりふり構わずのけぞり返る。
過酷な状況で働くシュバイツァーにとって、
猫の純粋無垢な姿こそ、心の支えだった。
「人生の惨めさから抜け出す唯一の方法は、音楽と猫だ。」
のんきに生きていた彼の猫は、
いつしか世界平和に貢献していたのだ。