名雪祐平 15年4月25日放送
相場師 福澤桃介
福澤諭吉の婿養子、
福澤桃介。
貧しい農家の生まれだが、
一生安泰を求めての婿入りではなかった。
就職し、がむしゃらに働いた。
が、過労による結核で倒れてしまう。
それでも諭吉には頼らず
病床で自活しようとした桃介は、
株式投資にのめり込んだ。
これがきっかけで
桃介は稀代の相場師となり、
いまでいえば何百億円もの資産を築くことになる。
お金を知りつくす桃介は語る。
金儲けは悪いことではない。
努力して相場で儲けた金は大切だ。
寝ているだけでつく利子はいやな金である。