新井奈生 15年6月13日放送
「マイケルの衝撃」
スモーキー・ロビンソンの代表作に、
Who’s loving youという曲がある。
失恋した男が苦しみ、
彼女に戻ってきてくれと嘆くブルースだ。
“お前が俺のものだったときは
酷く扱ったよな 間違っていたよ
俺は頭を抱えてへたり込んでいるんだ
誰かがお前を愛してるかもしれないってね”
後にこの曲は、ジャクソン5時代の
マイケル・ジャクソンが歌い喝采を浴びる。
スモーキーはこう語っている。
「マイケルのテイクを耳にしたとき、
すぐに彼の出生証明書を確認したよ。
あんな小さな男の子が僕の人生を完璧に歌えるなんて、
とても信じられなかったんだ。」
このとき、マイケル・ジャクソンは10歳だった。