「マリア・カラス」メネギーニ
今日はプロポーズの日。
世界の歌姫ディーバと賞賛されたマリア・カラス。
26歳の時、28歳年上のメネギーニと結婚する。
イタリア、ヴェローナの実業家だったメネギーニは、
彼女に一目惚れし、彼女を支えるために、
家業を捨て、彼女のマネージャーになっていた。
結婚式を挙げたのは、ヴェローナのフィリッピーニ教会。
それも本堂ではなく、祭具室。
カラスは故郷ギリシャと同じキリスト教の宗派で、
カソリックに改宗しなかったからだ。
献身的なメネギーニ。
彼女に気まぐれにも根気よく付き合っていた。
しかし、美しく情熱的なカラスには初老の夫は物足りなかった。
大富豪オナシスと恋におち、メネギーニとは離別する。
プロポーズは、時に悲劇を作る。